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屋根・棟の軽量化

屋根を軽くする必要性

伝統的な瓦屋根はその重さが難点で、その重量は建物全体の約8割を占めます。建物上部が重たいと、地震の際は振り子の原理により揺れ幅が大きくなります。屋根の軽量化により建物の重心が低くなり、受ける地震力も小さくなります。倒壊の危険性も低くなりますし、金属屋根の場合は固定されるので瓦の崩落などの二次災害も防ぐことができます。

屋根の重さによる振り子の原理

伝統的な瓦屋根で、 ※本堂屋根400m2あたりの重量。(下地材等含む)
※建物上部、屋根の重さが重いほど、振り幅は大きくなります。

材料別重量表~本瓦葺き~

耐震棟

棟の軽量化

瓦葺きの屋根は瓦と瓦のつなぎ材として、土や漆喰を使用します。しかし、耐震棟は土・漆喰を一切使用せず、下地材は木材のみです。
メンテナンスが楽になり、重さは棟の部分だけでも従来の瓦葺きの約1/3になります。

耐久性を高める換気棟

土・漆喰を使用しないため空気が流れるようになります。小屋裏の熱を逃がしたり湿気の排出を促すので下地材の耐久性を高めます。

  • ▲換気棟における換気の流れ。

軽く頑強なのし棟

のし部は専用の瓦を開発。
全て木材にステンレスビスで固定するため、サビ・崩落の心配もありません。

  • ▲土を使用しているのし棟。
  • ▲のし棟も木材にビス留めなので崩れることもありません。

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