カナメの社寺建築屋根葺き替え
屋根葺き替え
瓦屋根→銅板屋根 カナメ和瓦葺き(カナメルーフ)
瓦屋根
銅板屋根
銅板屋根
瓦屋根
特長1.耐震性の向上
瓦屋根から銅板屋根に葺き替えることで約1/10の軽さになり、地震での振り幅が小さくなります。
また、平時においても建物への負担も軽減されます。
特長3.強風・台風に強い
カナメの瓦型屋根は1枚1枚をスクリュー釘で上下2点でしっかり固定しております。
古い銅板屋根→新しい銅板屋根 カナメ一文字葺き・カナメ柿葺き
古い銅板屋根
新しい銅板屋根
新しい銅板屋根
古い銅板屋根
特長1.水密性に優れている
ハゼ(屋根材の連結部)の形状を、暴風時に雨水が巻き上げられても雨水がせき止めらる構造にしており、強力に雨水の浸入を防ぎます。
特長2.屋根のたわみ・歪みを防ぐ
写真は古い銅板屋根で日射熱による「熱膨張」で屋根材が横方向に伸びて歪んでしまっている状態です。
特長3.台風・暴風雨に強い
国内の観測史上最大雨量※1の50mm/10分と同条件試験でも※2
「非常に強い台風44~53m/s※3」の風速を超える72.7m/s※4でも屋根の破損無し。
1 2020年6月6日埼玉県熊谷市 気象庁HPより2022.8.22現在
2 カナメ杮葺き(チタン 0.3mm 社内試験)
3 気象庁HP「台風の大きさと強さ」より
4 カナメ一文字葺き(チタン 0.3mm 社内シミュレーション値)
製品仕様により性能値は異なりますので、詳しくはお問合せ下さい。
国内トップクラスの「台風常襲地域」である高知県室戸岬の高台に位置するカナメ施工の寺院様の屋根は、屋根の被害が1度も発生しておりません。
二重屋根工法既存屋根下地の上に、新たな屋根下地を構築。
工事中も建物を傷めず、廃材も抑えられる工法です。
工程1
既存の屋根を撤去し、既存野地板の上から防水の全天シートを貼ります。
腐食している箇所や雨漏りしている箇所は撤去して新しく野地板を貼り直します。
工程2
2層目になる屋根下地を新設。
横から見たときの断面図。
工程3
完成
重厚になった軒付け
- 施工中も雨の浸入を防ぎ、素屋根をかける必要がないため、施工期間も短くなります。
- 野地板が二重になるため、防音・断熱効果もアップします。
- 既存下地の不陸(歪み)も解消できるので、屋根面が更に美しく仕上がります。
- 軒先の「軒付(のきづ)け」が幅広くなり、重厚な屋根意匠を演出します。
- 廃材を最小限に抑えられるため、費用負担を軽減できます。
茅屋根二次改修過去に「茅の上に金属屋根を被せている屋根」の改修
工程1
茅の上に被せられている古い金属屋根・屋根下地を剥がします。
工程2
軒先部分の茅をカットし、新たに屋根下地を組みます。
工程3
新たに防水のシートを貼ります。
工程4
金属屋根を被せて完成。
- 専門のノウハウを活かし、茅の上に被せてある金属屋根を改修します。
- 既存の茅は断熱・調湿材として作用します。