伝統建築の美しさと
最先端技術の融合
チタン屋根
01社寺専用屋根の最高峰チタン カナメ段付本瓦葺き
02桟瓦の意匠美チタン カナメ和瓦葺き(カナメルーフ)
03流麗な屋根面を実現チタン 平葺き
(カナメ一文字葺き・カナメ杮葺き)
カナメ一文字葺き
カナメ柿葺き
【地震から護る】
瓦屋根の約1/13の軽さで、地震の揺れを軽減。
屋根部が重いと地震の際に建物上部の「横揺れの振り幅」が大きくなります。金属屋根で最軽量のチタン屋根は「横揺れの振り幅」を最小限に抑えられます。
屋根部が重いと地震の際に建物上部の「横揺れの振り幅」が大きくなります。金属屋根で最軽量のチタン屋根は「横揺れの振り幅」を最小限に抑えられます。
【突風・暴風から護る】
風速72.7m/sの暴風にも耐える耐風圧性能。
※チタン一文字葺きでの当社試験値の風速換算。屋根の形状等により性能が異なる場合がございます。
※暴風警報の基準は20m/sを超える場合とされ、鉄塔や家屋の倒壊など甚大をだし初の激甚災害となった令和元年(2019年)「房総半島台風」の最大瞬間風速は58.1m/s(神津島観測)でした。
強さの理由は屋根材同士が上下左右で組み合わさる連結構造と、屋根材の固定には通常の釘に比べ1.3倍の引き抜き強度を持つ「スクリュー釘」を使用し、屋根材一枚一枚を強固に固定します。
【塩害(潮風)から護る】
チタンは羽田空港の海中桟橋にも使われ、東京お台場のフジテレビの球体展望室も潮風の腐食対策でチタンが使われており、1996年の竣工から長い年月が経過した現在も美しい外観を維持しております。
【200年・300年後まで持続可能な社寺へ】
平時においても軽量なチタンは柱や建物への負担を軽減し、200年・300年後まで維持し続ける社寺建物の長寿命化に大きな役割を果たします。
【熱膨張から護る】
金属屋根は真夏の猛暑時など表面温度が80℃を超えることがあります。その高熱により屋根材がミリ単位で膨張します。そのため屋根材の固定箇所を傷めたり、屋根の歪みを引き起こすことがあります。
チタンは熱による伸縮性が小さく、銅板と比較して熱による伸び縮みは約1/2に抑えられます。
そのため、日射熱による屋根の歪みや、屋根の固定箇所の負担を半永久的に軽減いたします。
10mの銅板とチタン板が80℃に熱せられた際の伸縮比較 ※1
- 「銅板」の伸び13.6mm
- 「チタン」の伸び6.7mm(1/2に抑制)
(チタンの線膨張係数は 8.5x10^-6/℃(20~100℃)となります)
※1 日本金属屋根協会の計算式をもとにした当社試算値
【美しさを永久に】
チタン材の表面は安定した酸化皮膜に覆われているため、屋根に使われる金属素材の中では比類なき耐食性能を誇ります。通常の建材使用環境で腐食する可能性は皆無です。
また、見た目の色彩に関しても塗装ではなくチタン材の酸化皮膜そのものの素地色のため紫外線や海塩粒子による劣化の心配はありません。
また、見た目の色彩に関しても塗装ではなくチタン材の酸化皮膜そのものの素地色のため紫外線や海塩粒子による劣化の心配はありません。